乱取り基本の形 ②相構当て

② 相構当て
・取は出した右手刀を時計回りに回し受の右手首を払いながら左掌底で受の右の二の腕肘部分を下方から制する。

     
右手刀で受けの右手首を払うことにより受が少し前のめりになっていること(崩し)。少し前のめりになった受が戻ろうとしたときに、右掌底を受の顎に当て、右掌底に体重を乗せるように右足を一歩前に出し相構当てにする。

     
     
・ポイント 

     
-右手刀で受けの右手刀を払う時に、右手首を掴んだり握ったりしないように、親指と中指ではさんでいる程度にする。
     

-左手で受の二の腕を制する時、肘に近い二の腕部分を取り、自分の左手と受けの二の腕が90度位になるような位置にいること。
すなわち、取や受の背丈などを考慮し、左足をどのくらい進めるか調節すること。

     
-受の顎に掌底を当てた姿勢では、正中線を保ちしっかり腰が入っていること。そのためにも左足の進め度合いと右足の位置は重要。(左足を進めるか、左右に足を入れ替えるか)

     
    

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